タイヤは同じ位置に装着したまま長期間走行すると、クセのある摩耗(偏摩耗)を起こしやすくなります。その偏った摩耗は振動や騒音の原因になるため、タイヤの寿命を延ばすためにも、5000km走行ごとを目安に、定期的なタイヤの位置交換(ローテーション)をするのがおすすめです。
摩耗のクセを均一化するとタイヤの寿命をアップすることができます。
◆ 具体的な位置交換方法(例) |
タイヤの摩耗状態を点検し、偏摩耗の兆候があれば位置交換を実施しましょう。
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一般タイヤ |
方向性パターン |
FF車 |
FR車及び4WD車 |
駆動方式を問わず |
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◆ 一般的なローテーション(位置交換)のポイント |
・摩耗初期のローテーションは、偏摩耗防止に効果があります。
・タイヤローテーションは、5,000km走行時が目安となります。
・前輪タイヤと後輪タイヤを交換するのが基本です。
・FF車はFR車よりも早めにローテーションを実施しましょう。
・同一サイズのスペアタイヤがある場合は、スペアタイヤも含めて位置交換しましょう。
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